仕事で JSP&Servlet の開発環境が必要になったので調べたところ,Eclipse が一番流行っているように感じました。しかし,プラグインを探してインストールしたり,バージョンアップも頻繁にされているようなので,複数人で環境を合わせて使うにはいまいちかなと感じました。
しばらくして,知人からソースネクストが 1,980 円 で売り出している Oracle JDeveloper 10g 1Year Limited のことを教えてもらいました。動作環境に Mac が含まれていなかったのですが,Java で書かれているので動くのではないかと考え,購入して試してみました。ダメでも 1,980 円ですし。
インストール自体は,「インストール・ガイド」に書かれている Linux のインストール手順を参考にして,PowerBook G4/500 + MacOS X 10.3.5 へ問題なくインストールできました。インストール時に注意する点は,JDeveloper の設定ファイルに記述する Java SDK のパスです。以下のパスを指定したところ上手くいきました。
/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/
Versions/1.4.2/Home
起動して驚いたのは,PowerBook G4/500 でも動作が想像以上にきびきびしていることです。Mac で使う Java アプリは遅くて我慢できないというイメージがありましたが,JDeveloper は我慢できる範囲です。
インストールしたままの状態だと,全てのメニューアイテムがグレーアウトしていて選択できず,終了することも出来ません。「ヘルプ」メニューから「更新の確認」を選択して,「JDeveloper on OSX Helper Addin」というモジュールをインストールすると,メニューアイテムを選択できるようになります。でも,こういうモジュールが提供されているので,MacOS X が無視されている訳ではなさそうです。
うまく起動できたので,チュートリアルの「Sturts ベースのアプリケーション開発」を通して実行してみました。私の環境では以下の問題がありましたが,最後まで行けました。
他にも問題はあると思いますが,しばらくは Mac で頑張ってみるつもりです。どうしようもなくなったら Windows で作業すればいいので・・・ それにしても 1,980 円は安いな。
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Apple が「Using Oracle JDeveloper 10g on MacOS X」を公開していました。
http://developer.apple.com/tools/jdeveloper.html