3/1 より,Windows Mobile 6 SDKs のダウンロードが可能になりました。
含まれるエミュレータイメージの違いによって
の二種類があります。Windows Mobile 5.0 でいうところの Windows Mobile for Pocket PC Phone Edition は,Professional SDK に含まれるので,こちらをダウンロードしてインストールしてみました。なお,あらかじめ Microsft .NET Compact Framework v2 SP1 や ActiveSync 4.5 をインストールしておく必要があります。
インストール後,Visual Studio 2005 で簡単なプログラムを作って動かしてみましたが,問題ないようでした。ちなみに,日本語版のエミュレータイメージがないため,プログラムで日本語を出力すると化けてしまいます。
Windows Mobile 6 のことはあまり知らないのですが,エミュレータを操作したりドキュメントを読んで,以下のことが分かりました。
SDK 付属のツールで面白いと思ったのが,「Cellular Emulator」です。このツールを使うと,エミュレータに SMS を送信したり,電話をかけたりすることができます。このエミュレータの画面キャプチャは,SMS を受信しているところです。
Cellular Emulator を使うには,若干の設定が必要です。Cellular Emulator のステータスバーに表示されている COM ポートを,エミュレータの Serial Port 0 に割り当てます。そしてエミュレータを再起動すると,アンテナが立つようになります。