SHINN::Scribble

今日は，娘が通っているバレエ教室の二年に一度の発表会でした。本格的に行うので会場が広いため，親戚や息子・娘の友達の家族など 15 人くらいで観に行きました。

練習は何度も観ましたが，本番は衣装・メイク・照明・音響が違うため，ちょいと感動しました（撮影禁止だったので，デジカメの動画モードでこっそりと撮影）。特に出演者全員が舞台に出るフィナーレは圧巻で，会場が大拍手に包まれました。

バレエはフィナーレで観客が出演者に花束を贈る習慣がある(?)ようです。娘も友達のお母さんから体よりも大きな花束をもらい，よろよろしながら舞台の袖に消えていきました。周りを見ると，娘へ花束を渡している父親が多かったようです。買っていけば良かったかな･･･

終わって会場から出てきた娘は，大勢の観客の前で踊って拍手をもらうのは楽しくて気持ちがいいと話していました。それを聞いて，むかし妻が，結婚式の司会・展示会のコンパニオンの仕事で，ステージに上がって話すのが気持ちいいと言っていたのを思い出しました。やっぱり同じ血が流れているんだな。

私は楽器（音楽）・踊り・絵画等の芸術に関する知識・経験がほとんどありません。しかし，経験した人間にしか分からない素晴らしさがあるのは見ていて分かります。以前，著名な作曲家が

音楽を知らなくても生きていくことはできる。しかし音楽を知っていると，人生が何倍も豊かで彩りのあるものになる。

と話していたのを覚えています。この言葉は音楽だけでなく，芸術全般に当てはまると思います。そんな訳で，息子にもスポーツだけでなく芸術も教えた方がいいのかなと思う今日この頃です。自分は･･･もう遅いかな。