指揮は究極の人間関係,究極の経営と言われているそうです。指揮者のオーディション,タクトを構えるが楽器を構えない,異様な沈黙。読んでいて,私にはなぜなのか分りませんでしたが,読み進めるうちに理由がわかってきました。また,指揮者は質問に対して正しい回答をすれば「失格」,間違えれば「失脚」と書かれており,「じゃあ,どうすればいいの?」などと思いながら夢中になって読んでしまいました。
今回は前半しか書きませんでした。
指揮者である著者が交通事故に遭い,「気付き」を得て,全人類の幸せを願うようになっていきます。