この手のものは飽きるほど読みましたが,『「3日坊主」でも使いこなせる手帳術』を買ってしまいました。
たいていの手帳術関連の本では,「目標・夢を明確にしなさい。次に目標達成のためにすべきことを細かなステップに分け,手帳を使って一つずつ達成しなさい。こう書けば上手くいきます。」とか「成功とは仕事がうまくいくことです。こうやって手帳を使えば成功できます。」といった論調で書かれており,ちょっとずれてるなと感じています。
この本も突き詰めれば似ているのかもしれませんが,スケジュール管理の具体的な方法などが書かれているわけではなく,「夢など簡単には分からないから」というスタンスで,しかも気軽に実行へ移そうなことが書かれているので好感が持てました。
この本で紹介されている手帳術の特徴は,日々よかったと感じたこと,強く想ったことを記録して,定期的にグルーピングを行い,自分の夢の輪郭をクッキリさせていく点です。