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2008.11.07

自助論(サミュエル スマイルズ)  はてなブックマーク - 自助論(サミュエル スマイルズ)

自助論本屋で何となく目がとまり,「自助論」を読みました。この「自助論」は,明治時代に福澤諭吉の「学問のすすめ」とともに 100 万部以上売れたベストセラーで,向上心を燃やす本として双璧をなしていたそうです。

最初に読んだときは,内容がなんだか言い古されたようなことばかりだなと感じ,あまり面白くありませんでした。

たまたま他に読む本がなかったので,もう一度読みました。一度目よりは面白く感じられ,何カ所か内容をメモっていました。しかし,私的には「学問のすすめ」の方が面白いかな。

  • 国民全体の質が政治の質を決定する。
  • 考えてばかりいないで実践してみなさい。ただし忍耐強く正確にやってみることだ。
  • 天性の才能に恵まれているなら,勤勉がそれをさらに高めるだろう。もし恵まれていないとしても勤勉がそれに取って代わるだろう。
  • 土地の価値は,そこに住む人間の価値によって決まる。
  • 吠える犬のほうが眠っているライオンよりは役に立つ場合が多いものなのだ
  • 強者と弱者の違い,偉人と取るに足りない人間の違いは,その人間が旺盛な活力と不屈の決意を持っているかどうかにかかわっている。
  • 注意力,勤勉,正確さ,手際のよさ,時間厳守,そして迅速さという六つの条件はビジネスマンに欠かせない。だが,第一級のビジネスマンをめざすにはさらに,すばやい直感力と計画を断固やりぬく強い意志が必要だ。
  • いつでも金が役に立つというわけではない。だが,衣食や生活上の満足はもとより,自尊心や自立心など人間に有意義なものを与えてくれるのは,はやり金の力なのだ。
  • 人間が品行方正になるのは習慣を通じてであり,モラルが損なわれないよう守ってくれるのもまた習慣の力なのだ。
  • 人生の失敗の半分は自分の馬が跳躍しようという時になって弱気を出し,手綱を引き締めてしまうところから起こる。
  • 「何を行うべきか」に気づくのは「何を行ってはいけないか」を悟る時だ。過ちを犯さなければ,いづまでたってもそこに気づくことはない。
  • 社会の中でわれわれが属している最小単位,すなわち家族を愛することが社会全体を愛するための第一歩である。
  • いくら天才に援助を求めることがあっても,結局は人格者の指導に従うのが当然の道とされている。
  • 礼儀作法には金がかからない。しかも礼をつくすだけで何でも手に入る。
  • わずかな親切でも,それをくりかえすうちに,こちらの気持ちが相手の心に蓄積され,しまいには考えもつかなかったような大きな効果を生む。

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