よく自分が「買いたい」のスイッチを押されて衝動買いをしてしまうタイプなので,その仕組みが知りたくて『「買いたい!」のスイッチを押す方法』を読んでみました。
この本の前半では,買いものをする心とメカニズムについて書かれています。
人が「買う」と判断するまでに 2 つのハードルがあるようで,最初のハードルは買いたい・買いたくないの判断,次のハードルは買える・買えないの判断です。そして最初のハードルの方が高いそうです。
したがって,最初のハードルをいかにして越えさせるかが「買う」行動をさせる際のポイントとなり,「動機」を喚起するよう情報を上手に与える必要があるようです。
後半では,購買行動を創り出す手法について書かれていますが,簡単に真似できるようなものではありません(当たり前ですが)。しかし,行動モデルの作成やキービヘイビアの発見など,覚えておいて損はないと思います。