広範囲に大きな被害をもたらした東北地方太平洋沖地震,その時私は横浜の勤務先のオフィスに居ました。
ビルのためか揺れが大きく,デスク上のパソコンは床に落ち,ロッカーは倒れ,ラック内の書類が床に散乱しました。揺れている時間が長く本当に怖い思いをしたので,揺れが収まった後は少し手が震えていました。
地震の後は帰宅指示が出たので,部署のメンバー全員と会社を出て徒歩で自宅へ向かいました。事前に自宅と連絡が取れて家族が無事なのは確認できていたので焦りはありませんでした。
帰る途中いくつかの商店街を抜けましたが,ほとんどの店舗が普通に営業しています。この時点では被害の程度を詳しく知らなかったので,「実際はたいして揺れなかったのかな」などと考えながら歩いていると,普段はほとんど水が動いていない運河(掘割川)が勢いよく逆流しているのが目に入りました。
もう少し歩いて違う橋の上から川を見ると,何艘もプレジャーボートが流されています。きっと津波の影響です。
家に到着してから TV で被害の甚大さを知りました。正直なところ,あまりにも被害が大きいので現実感がありません...
とはいえ,こうして書いている最中も余震で揺れています。
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ぶじで何より。
職場のあたりは,震度5強だったみたいですね。
うちのほうは,深夜まで停電。キャンプ用のランタンで凌ぎました。ガスと水道は止まらなかったので,お湯が確保できたのは助かりました。
横須賀の実家へ連絡したら花瓶すら倒れなかったと言ってたので,場所によって擦れの大きさが随分違ったみたいですね。
横浜の自宅では水道・ガス・電気すべて大丈夫でした。