CLIE UX50 で使える地図ソフトが欲しくなって,ソニーの街歩きナビ Leplan<ルプラン> を買いました。Leplan は,CLIE と GPS ユニットの組み合わせで以下の機能を提供します。
GPS ユニットは買わなかったので(高くて買えない),1 と 2 の機能は利用できませんが,地図として使用するには問題ありません。
Leplan はアプリケーションソフト本体とコンテンツ(地図データ,ガイド・タウン情報)が別売りとなっていますので,ソフト本体を購入してから必要なコンテンツを追加購入することになります。ただし 1,000 円でソフト本体を購入すると,コンテンツ購入で利用できるクーポンを 945 円分もらえるので,ソフト本体は実質無料に近いです。今回は,以下の自宅周辺地図とタウン情報を追加購入しました。
Leplan 本体・コンテンツ共に Windows 用のインストールプログラムが付属していますが,手動コピーによるインストール方法も書かれているので,Mac からでも問題なくインストールできました。Leplan 本体は約 1 MB あり,CLIE のメモリを圧迫します。幸い,『UX50 は PowerRUN いらず』に書いた方法で退避できました(起動は若干遅くなりますが)。
UX50 だと横長の画面一杯に地図を表示できる上,動作もキビキビしていて快適です。「あの交差点を右に曲がったらどこへ行くんだろう?」とか考えながら地図を見ていて,近所に釣り堀を発見しました。すかさずルート探索して,道順と所要時間を調べたりしました。
不満な点もいくつかあります。一番の不満は,隣接するエリアの地図をシームレスに見れないことです。たとえ隣接していても,境界を越えて隣のエリアを見たい時は地図を開きなおす必要があります。これは経路探索にも当てはまり,一つのエリア内でしか機能しません。自宅が境界近くにあるので,なおさら不便に感じます。
もう一つ不満なのは,「ガイド情報」をユーザが自由に作れないことです。「My スポット」として地図上に書き込みはできますが,自分しか利用できません。こういう情報を自由に作って配布できれば,他の Leplan ユーザが作った「俺様のおすすめラーメン屋」とか,「夜景の穴場」のようなデータをダウンロードして楽しめると思うのですが。