題名もさることながら,大学ノートのような表紙が目にとまり「情報は1冊のノートにまとめなさい」を読みました。
この本では,100 円ノートで情報を一元管理する手法が紹介されています。プライベート,仕事でノートを分けたりせずに全ての事柄を 1 冊のノートに書き込みます。これにより,「どこにメモしたっけ?」と忘れたりすることがなくなり,そのノートさえ見れば必ず見つかるようにします。
私も普段から 1 冊の Moleskine Large にプライベート,仕事を分けずに何でも書き込んだり貼ったりしていますが,著者は給与明細や手紙なども貼付けているそうです。また,シートを自作してスケジュール管理まで行っています。私もカレンダーを自作して貼付けてはいますが,スケジュール管理というほどのものではありません。
このあたりはそれほど特徴はありませんが,後半に出てくる索引の作り方が肝だと思います。全文検索を行えるようにするため,索引はパソコンを使ってテキスト形式で作ります。この索引を利用して,単に時系列で並んでいる情報の中から希望するものをピックアップします。
著者が自宅と職場の索引を,更新の度にメール送信して同期しているようですが,Google Docs などのオンラインサービスを使う方がスマートに思えます。
こういう類いの本では便利な文具が紹介されることがありますが,この本でも携帯用のペン等いくつか紹介されていました。その中で私が「使ってみようかな」と思ったものが 2 つありました。
1 つめは「はがせるスティックのり」です。こののりを使えば,いろんな紙片をポストイットの様に貼ったりはがしたりできるようになります。これは便利そうなので,もう買ってしまいました。
2 つめは「ジョッター(Jotter)」です。小型のメモ用紙と何が違うのかよくわかりませんが,「使ってみないと便利さが分からない」そうなので,そのうちに使いたいなと思います。見た目もカッコいいし。
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