すこし前に会社の後輩から「ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち」という本を借りて読みました。ハッカーでありベンチャー創業者でもある著者のエッセイは,エンジニアであれば誰でも楽しめると思います。
この本の中に「普通のやつらの上を行け」(日本語訳)というエッセイがあります。プログラマは自分が使い慣れた言語から離れず,何を作るにしても同じ言語を選択し,より生産性の高い強力な言語を使おうとしないそうです。著者は,プログラム言語はその力において差があり最上位にくるのが Lisp であると言っています。
私は Lisp のことをまったく知らないのですが,一流と呼ばれる人たちは大抵 Lisp を使いこなしているイメージもあります。実際のところ実用性は低いと思いますが,得られるものが大きそうなので Lisp の勉強をしてみることにしました。
Lisp 関連の書籍はあまり多くないのですが,評判の良さそうな「初めての人のための LISP」を買って読んでいます。最初に読んだときはあまり理解できませんでしたが,2 回目の今はなんとか理解できるようになりました。
本のタイトルに「初めての人のため」とありますが,Lisp をある程度知っている人が Lisp の心(?)を学ぶのに適した本であると思います。
とりあえず,この本以外にも洋書を含めて数冊買い込みました。これらを読み込んで Lisp の心が分かるようになりたいです。
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