昨年購入した「Minerva Box(ミネルバボックス)ロールペンケース」を使い始めて 1 年ほど経過しました。
ペンケースという性格上,勤務開始時と帰宅時しか手にしませんが,それでも 1 年経つと革自体がクタっと柔らかくなり,色合いも濃く・深くなりました。また,表面のよくすれる部分にツヤが出て使い込み感アップです。
このミネルバボックスという素材はキズに強く,小さな傷であれば知らない間に消えてしまいます。それから水ぬれにも強く,水滴がついた程度ではシミになりません。
このペンケースは作りもしっかりしているようで,1 年経った今でも縫い目のほつれ・破れはなく,見た目上はなんの問題もありませんが,1 年のあいだろくに手入れをしていなかったので簡単な手入れをしてみました。
革の手入れは汚れ落としと保油がメインとなるので,まず固くしぼった濡れフキンで表面をよく拭きました。これだけでも表面がツルツルします。
次はオイルの塗布です。革用のオイルはいろんなものがあり,どれにするか迷いましたが,ミネルバボックスと相性が良い書かれていた「保革油ニートフット・オイル」を買って使いました。
このオイルは本当によく延びるので,1・2 滴塗れば十分といった感じです。塗った直後は色が濃くなり「ゲッ」と思いましたが,乾いたら元に戻りツヤが出ました。
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