「こういう場面ではこうする」などとテクニック的なことが書かれていそうなので,育児書の類はあまり読まないのですが,「勇気づける」の言葉にひかれて「アドラー博士の子どもを勇気づける 20 の方法」を読んでみました。
この本ではテクニック的なことよりも接し方・心構え的なことが書かれており,非常に参考になりました。
中では「情報提供者に徹する」の部分が私には欠けていたように思えます。ついつい「こうした方がいい」と言って親の方で判断してしまいがちですが,情報・代替案を与えて判断自体は子どもに任せ,最大限の自由を認めた方がよいと書かれており,その通りだなと思いました。
完璧な人間はいないので,本書に書かれているように立派な親でなく賢い親を目指したいと思います。
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