整理では,「未決」に集めたものなどをリスト化したり,グループ分けします。
「未決」から取り出して,それが特定の日の行動である場合,それを「予定表」に書き込みます。始めたい趣味や将来の夢などの様に「XXX したい」的なものは,「いつか/もしかしたら」リストに入れます。この「いつか/もしかしたら」リストは,カテゴリー分けしておくと便利です。私の場合,以下のカテゴリーを設けて別リストにしています。本屋やレンタルビデオ屋に行った際に重宝します。
他の人に任せて連絡待ちとなっているものは,「待つ」リストに入れます。
その他の行動が具体的なものは,「次の行動」リストに書き込みます。これは TODO リストのようなものです。ただし,全ての行動を一つのリストにしてしまうと,非常に大きなリストとなってしまい,空き時間にリストを確認するのに手間がかかります。そこで,状況ごとにカテゴリーを設けてリストを分けます。ここでいう状況とは,行動を完了するの必要なツール,場所,人のことです。もしオフィスでなければできない行動であれば,「オフィスで」カテゴリーに入れることになります。
私は自分に合わせて,以下のカテゴリーを設けてリストを作成しました。GTD 本には,この他に「電話で」,「協議事項」などのカテゴリー例が出ていました。
「次の行動」リストと同様,処理時に作成した「プロジェクト」リストも分類すると便利です。これは「次の行動」リストほど小分けにする必要がないと思います。私は「個人の」と「仕事の」の二つに分類しました。
この段階では各種リストを作成しますが,私はリスト用にブロックロディア No.08 を使用しています。縦長の上,方眼用紙のためリストが非常に書きやすくてお勧めです。また,プロジェクト用の簡単な資料・メモなどはブロックロディア No.14 に書いています。
ここで作成したリストやメモは,ふだん携帯して持ち歩く必要があります。始めたての頃はクリアファイルに入れて持ち歩いていたのですが,カテゴリ分けしたリストを複数のクリアファイルに入れたため,かさばって持ち歩くのが面倒でした。その後,ブロックロディア No.08 と No.14 は折らずに Moleskine Large Memo-pockets へ入ることが分かったので,現在は Memo-pockets に入れて持ち歩いています。これは中に 6 つのポケットが付いているので,リストをカテゴリごとに収納できて非常に便利です。何と言ってもクリアファイルよりも使いたい気持ちになりますし(笑)。
ここまでくれば GTD は回り始めますが,ゆるみを引き締めるために再検討を行う必要があります。
関連エントリー