デザインに惹かれて「Fisher スペースペン ブレット EF-400」を買ってしまいました。
スペースペンとは,NASA の厳しい検査を経て採用され,宇宙飛行士によって実際に使用されているボールペンです。スペースペンは内部に窒素ガスが封入されており,その圧力でインクを移動させます。そのため,上向きの状態,無重力状態,水中や極度の暑さ寒さ(-50 〜 200 度)でもスムーズに書くことができます。また,特殊な粘者性の強いインクが密開されているので,乾燥することがなく 100 年以上の保管が可能ということです。
今のところ宇宙に行く予定がないので,こういう性能の話はどうでもよかったのですが,「EF-400 はその美しい形状からニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久展示されている」と聞いて購入を決めました。弱いんだよな,そういう謳い文句に(笑)。
肝心のボールペンとしての使い心地ですが,標準的な油性ボールペンの書き味です。最近使っている JETSTREAM とかと比べると多少筆圧が要求されますが,書きにくいことはありません。
美術品を買ったと思えば 3,000 円は安いもんです。しかし,無重力状態での試し書きは,どこですればいいのかな??
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