Moleskine の用紙には,横罫,方眼,無地の 3 種類ありますが,独断と偏見たっぷりで言えば無地がベストです。
私の Moleskine 歴ですが,まず見た目に惹かれて横罫を買いました。しかし,罫線の間が狭く使いにくく感じました。これは太字のボールペンが好きで,字が大きいのも原因だと思います。次に方眼タイプを買いました。横罫のように文字を書く際の書きにくさはなくなり,図を書く機会も増えましたが,私には罫線の色が濃すぎたようです。
そして最後に無地タイプを買いました。使いはじめは,ガイドとなる罫がないので上手く書けませんでしたが,慣れてしまえば最高です。本当に文字,図を自由に書くことができますし,なんら制限を受けている感じがしません。私のように書く字が大きい方には無地タイプをお勧めします。
京大式カードを考案した梅棹忠夫氏が書いた「知的生産の技術」という書籍に,こんな記述があります。
日本のノート・ブックのケイ線の間隔は,あれはいったい,なにを基準にしてきめられているのだろうか。あれもまた,直輸入文化ではないだろうか。
・・・
しかし,かんがえてみると,そもそもあの大学ノートというものは,字体のかんたんな英字ならいいが,画のおおい漢字をかくには,一般に線のあいだがせますぎるのではないだろうか。
・・・
それでも,あのせまいケイのあいだに,こまかい字で,きれいにノートをつける人がおおいのには感心する。ノートというものはこういうものだとおもって,うたがいもせず,自分の字のほうをそれにあわせて,ちぢめてきたのであろう。
うーん,そうかもしれない。
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こんにちは、
過去の記事にコメントします。
僕は今回、はじめてモレスキンデビューします。
書店で色々見て迷ったのですが、無地にしました。
やっぱ、方眼・・線の色目濃いですよ。
気になってしょうがないです。
手帳でもノートでも、罫線濃いの買いませんからね。
モレスキンを創ろうとせず、メモとして使い倒そうと思ってます。
こんにちは。
> やっぱ、方眼・・線の色目濃いですよ。
> 気になってしょうがないです。
やっぱり濃いですよね。同じ理由でロディアもダメでした。
慣れると無地は最高ですよ。