最近,ソーシャルネットワーク・ソーシャルメディアという言葉をよく見かけますが,正直なところ重要視されている理由が分かりません。
昨日,たまたま書店で「新ソーシャルメディア完全読本 フェイスブック、グルーポン・・・これからの向きあい方」が目にとまりました。この本の冒頭に以下の疑問に答えるべく執筆したと書かれていたので買って読んでみました。
まずはじめに,世界各国で爆発的に普及しているフェイスブック(Facebook)が説明されています。Facebook は会員数が 5.5 億人を超え,twitter が普及したときのように早期参入の旨みを狙う企業が続々と参入して,日本でも普及の兆しが見えているようです。
ちなみに私は 3 年ほど前に Facebook へ登録しましたが全く使っていません。この本を読んだ後,久しぶりにログインしてプロフィールを更新してしまいました。
インターネット登場以降 10 年で情報量が 400 倍にもなり,人がこなせる情報の割合がごくわずかとなったため,実名登録が基本となっている Facebook 上で人脈を活用して信頼できる情報を得ているようです。
今後,企業は Facebook 等が持つソーシャルグラフ(人のつながり)をビジネスに活用する必要に迫られるようで,Facebook や twitter を利用した新しいマーケティング(マーケティング 3.0),ユーザを巻き込んだ商品開発,顧客サポート,企業ブランディングの事例が多数紹介されています。
匿名性はなくなるものの,ソーシャルメディアによってインターネット上の活動が実世界(リアルワールド)へ回帰すると考えられており,それは望ましいことだと感じています。
関連エントリー