仕事のつてで無理矢理もぐり込んだ著名人のパーティー。実業家・タレント・アイドル・スポーツ選手がいる中,片隅で誰からも声をかけられず,誰にも声をかけられず嫌な気分で自宅へ帰り,「変わりたい」と願いながらヤケ酒を飲んで目を覚ますとゾウの神様ガネーシャ(なぜか関西弁で話す)が目の前に。「変わりたいと」願っているそんな彼はガネーシャと契約して教えを請うことになる。
「夢をかなえるゾウ」は自己啓発書(成功本)ですが,小説として読んでも本当に面白いです(それでいて心に残るものもある)。禁煙できない・殴られてアザだらけになる神様ガネーシャと彼のやり取りが愉快で読んでいるとニヤニヤしてしまい電車の中では読めません。
ガネーシャは人生で成功するための課題を毎日ひとつ出し,彼がそれを実行に移してゆきます。
最初の課題は「靴をみがくこと」。魔法のようなものを期待していた彼はこれを聞いて成功することと関係ないと反論しますが,自分の考えで生きてきて今の状態があるのに人の言うことを聞かないなら 2000 パーセント成功できへんでとガネーシャに言われてしぶしぶ課題を実行します。
そのあとも,会社からはまっすぐに帰って一番大切なことをしろ・身近にいる一番大事な人を喜ばせろなどの課題を出されます。ガネーシャは課題を出すたびに「○○クンはな・・・」と偉人の話をしますが,これも読んでいて面白いところです。
ガネーシャも言っていますが,ガネーシャの教えなど表現が違うだけで過去の成功本にすべて書いてあることです。どうすれば成功するかは解明されているのに,ほとんどの人が成功しない理由は
当たり前のことですが,何もしなければ何も変わらず,漠然とラッキーを待っていたって一生やってきませんからね。
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