このブログで何度か書いているのですが,スリップオンで販売している「ミネルバボックス 文庫判ブックカバー」が大のお気に入りで,以前から素材・デザインが同じ新書サイズを出してくれないかと思っていました。しかし売り出されそうもないので,真似して自作してみました。
新書は文庫本のように極端に分厚いものがないので,サイズはなるべくピッタリになるようにし,シンプルさを保つために栞ひもも付けませんでした。材料として 30 x 50 cm の革を買ったので,残りで文庫サイズのブックカバーも作れました。こちらもサイズが異なるだけでまったく同じ作りです。
革はやわらかいトスカーナを選んだので,手触りも良いです。やはり自分で作っただけあり,完成すると買ったものよりも気に入ってしまいました。もう 1 つ新書サイズを作って,MD ノートの新書版を入れてみようかと思案中です。
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はじめまして。レザーカバー、MDノートなどの記事を楽しく拝見させていただきました。
見ているうちに私もMDノートようにレザーカバーを作りたくなってきました。
レザークラフトは、義務教育のときに教わったぐらいで、あれから数十年・・・ もし、カバーの作り方などを記事にされているページがあればご教示いただけませんでしょうか。
カバーを作ってみたいサイズの本、ノートがたくさんあります(笑)。
ほいほいさん,コメントありがとうございます。
この新書サイズカバー,MDノートにも使っています。自分で作ったものは愛着がわくので手に取る回数も多くなります。
作り方ですが,写真入で解説されているレザークラフトの本を買うのが手っ取り早いのではと思います。ブックカバーは作りが簡単なので,縫い方さえ分かってしまえば,あとは慣れるのみです。私のお勧めは,「手縫いで作る革のカバン 」という本です。この本を読むと,いろいろ作りたくなりますよ。
さっそくの御返事、有難うございます。
是非、挑戦してみます。文庫版のレザーカバーは数個ほど所有してありますが、自分で気に入る革を買って作ってみたいと思ってました。それと、ペーパーバック用のカバーが少ないというか、革で手ごろな感じを見かけないので自作したいので、やってみます。A4やA4変形のノートもあり、これにも着せ替えさせてやりたく思っています。
ステッチの色と革の色が似合っていてすてきです。
真似をして作ろうとしています。
まずは革を買うところから始めないと。
糸はどんなものを使用しているんですか?
穴のピッチも教えていただけると助かります。
(ずうずうしくごめんなさい)
しゅんさん,こんばんは。
縫い糸はユザワヤなどでも売られている「エスコード麻手縫い糸」の中細です。この糸はロウが引かれていないので,使う前にロウ引きする必要があります。
正直なところピッチの正確な測り方を知りませんが(笑),穴開けに使った菱目打ちは「2mm幅」と書かれているやつです。
ご自分用に作られるのでしたら革材料は贅沢した方が良いと思いますよ!