手書きメモをスマートフォンの内蔵カメラで撮影して Evernote に保存するため,キングジムのショットノート(SHOT NOTE)を使っています。これといった不満はありませんが,満足している感じもない状態です。
夏頃,コクヨからショットノートに似た「CamiApp(キャミアップ)」が売り出されました。CamiApp の用紙には四隅にスキャンマークが印刷されている(綴じノート)・されていない(リングノート)の 2 種類があるので,それぞれ 1 冊ずつ買ってみました。
スキャンマークがない方の用紙で紙面を検出できるのか不思議に思いましたが,黒い表紙の枠を利用しているようです。書いている時,スキャンマークは意外と目障りなので,このアイデアは GOOD です。
また,用紙左上には「アクションマーカー」と呼ばれる塗りつぶしエリアがあり,7 種類のタグを指定することが可能です(ショットノートには OCR 機能がある)。
CamiApp 用のアプリは,iPhone と Android の両機種に提供されていますが,画面キャプチャの都合上,以下の画面イメージは iPodTouch で取得したものです。
アプリでは紙面をスマホのカメラで撮影しますが,撮影前にノートのタイプを指定する必要があります。一度指定してしまえば以降この操作は不要ですが,今回のように違うタイプの CamiApp を買った場合は,都度切り替えなければならないようです。
また,アプリでは撮影したノートのアップロード先(Evernote と Dropbox)と,アクションマーカーに割り当てるタグを設定できます。
コクヨでは「CamiApp」シリーズを「ネットステーショナリー」コンセプト(アナログとデジタルの融合)の第一弾商品と位置付け,様々な商品を企画・展開していく予定とのことなので今後が非常に楽しみです。
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