さんざん悩んで買ったモンブラン マイスターシュテュック 164 ボールペンですが,ここ一ヶ月毎日のように手帳・ノートと共に使ったので,自分なりに感じた使い勝手・書き味を書きます。
まず,標準で入っているリフィルのスペックですが,インク色は黒でペン先の太さは M です。ボール径の表記がないので正確には分かりませんが,国産ボールペンの 1.0 mm よりも気持ち細いくらいです。色もジェットストリームのような真っ黒さはありません。
このモンブラン 164 ボールペンを使い始めたときは,
と感じましたが,今ではすっかり慣れて何ともありません。
油性ボールペンといえば,書き出しのかすれ具合が気になりますが,モンブラン 164 もかすれる時があります。
前回使用時から間があまり空いていない,ノートなどに大きめの字をざっと書くときは問題ありませんが,ある程度間が空いた状態で手帳に小さめの文字を書こうとすると,最初の一文字がかすれてしまいます。かすれは油性ボールペンの宿命(?)ですし,酷くはないので気になりません。
書いている時の感触は,ヌラヌラとした高級感のあるものですが,粘度は高くないので強い筆圧が要求されることはありません。いつまでも書き続けられそう,そんな感じです。
買う前は,モンブランと聞くと「贅沢品」,「飾り物」というイメージが強かったのですが,使い始めて書く道具として優れていると分かりました。
いまでは,ケースにも入れず手帳と一緒にカバンの中へ放り込んでいるので細かな傷だらけですが,使い倒したいと思います。
追記:翌年ボルドー軸の 164 も買ってしまいました。
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