昨年から,このブログを含む私的な文章作成にポメラを活用しています。ノートパソコンと違って電源 ON の後すぐに書き始められるので,ドトールなどのコーヒーショップでも使うことが多くなりました。
そんな折に地域の歴史を小冊子としてまとめる話が持ちあがり,編集をやらせてもらうことになりました。歴史家の先生が原稿を書き,それを校正・編集・レイアウトして版下を作成する役目です。
はじめは電子データをもらってと考えていたのですが,原稿は古いワープロ専用機で作られたものと手書きだったため,パソコンへ直接データ移行ができません。仕方ないので全て再入力することにしたのですが,ここでもポメラが重宝しました。
途中,表紙の色決めなどで印刷所へ出向いたりもしましたが,昨年末に小冊子が仕上がってきました。自分がプリンタで印刷したものと違い,キレイに製本されたものを手にすると「オオッ,本だ」と思ってしまいます(笑)。
今回作成した小冊子は A5 サイズで総ページ数は 70 で,普段自分が作成している文章よりも長いものでした。ここで,この作業を通して私が感じたポメラの「こうなって欲しい」ところを書いてみます。
一つは,漢字変換を担う ATOK のバージョンアップです。パソコンでも ATOK を使っているで,性能差を痛感します(各所で言われていますが)。辞書へ単語登録すれば多少はマシになりますが,それだけでカバーできるものではありません。
ちなみに,今回は他人が作成した文章を入力したので,辞書のクセが何となく変わったような...(気のせいか)。
もう一つは,「快適・効率的な文章作成」のための機能アップです。HTML の入力支援やプレビューのような大それたものは考えていませんが,CONTROL キーと CAPS キーの入れ替え(DM20 は可能)や,カーソル移動等の基本的なキーのカスタマイズを望んでいます。 最新のポメラは,液晶バックライトや Bluetooth 対応などしていますが,基本的なエディタの機能アップもして欲しいところです。
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素晴らしいご活躍をなさいましたね、ご自身もポメラも!
原稿の入力作業にはポメラが最適だと思いますが、分量がすごそうですね。
おなら出ちゃっ太さん,こんばんは。
ポメラは本当に活躍してくれました。電池のもちが良く手軽に持ち運べるので,打ち合わせに持参して,その場で修正なんて芸当も可能でした。
文字数自体は多かったのですが,しょせんテキストファイルなので扱いは楽です。今回の経験で文章作成が好きになってしまいそうです。